中国語文法講座

6)助詞「过/着」

2022年8月12日

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1)代詞・連帯修飾語
1)代詞・連帯修飾語

連体修飾語の代表的なものは名詞/代詞です。一般的には「的」(構造助詞)を用いて「語句/節」+的+「名詞」として使います。「的」が省略されるときもあります。短期間で中国語を正確にマスターするためには「語順」を正しく理解することです。本講座の説明では、文章を分解して説明いたしますので、語順を意識して勉強してください。

2)動詞「是」・形容詞述語文
2)動詞「是」・形容詞述語文

「是~的」の「~」に入る言葉(時間、場所、方法など)に力点を置いて表現するときにこの構文を使用。構造助詞「的」はそれ自体の意味を持ちません。形容詞の前に副詞をつけるのを忘れると何かと比較していると連想させる。「今天热。」と言ってしまうと、今日は暑いが・・という感じで、何か続きを言わないと「どうしたのかな?」となります。

3)疑問文の作り方
3)疑問文の作り方

「反復疑問文」には文末に「吗」をつけません。平叙文の中で尋ねたい箇所に疑問詞を入れると「疑問詞疑問文」に。疑問詞疑問文の文末には「吗」を付けてはいけません。英語の「5W1H」(Who:誰が、When:いつ、Where:どこで、What:何を、Why:なぜ、How:どのように)に(Which:どちら)を加えて全部で7つ。

4)動詞「有/在」
4)動詞「有/在」

動詞「有」のうち、所有を示す表現は「主語(人)+有+目的語(物・人)」。主語(人)は(物・人)を持っているという意味。存在を示す表現は「場所+有+目的語(人・物)」。(ある場所)に(人・物)がある/いることを表す。 動詞「在」は「(人・物)+在+(場所)」。(特定の人・物)が(ある場所)にいる/ある。所在を表す表現。

5)助詞「了」
5)助詞「了」

2種類の「了」の用法について勉強します。アスペクト助詞「了」と語気助詞「了」だ。「アスペクト助詞」は動詞の直後に付けます。語気助詞は文末に付ける。「語順」を正しく理解する上では、「了」を付ける位置を正しく理解することが欠かせない。 しかし、心配無用です。きちんと使い分けるルールがあります。それさえ理解すれば簡単だ。

6)助詞「过/着」
6)助詞「过/着」

アスペクト助詞「过」と「着」を勉強します。「動詞+过」の形で動詞の直後に「过」を用い、経験や動作の完了/終結を表す。過去形を示すものではありません。「動詞+着」の形で動詞の直後に「着」を用い、状態の持続を表す。「着」は、動きが静かな動詞の後に付いて状態が持続していること(例えば、壁に絵が掛けてあるど)を表す点が重要。

7)結果補語
7)結果補語

今回は「結果補語」について勉強します。 補語とは中国語特有の文法形態で、動詞/形容詞の後について話し手の意図することを正確に伝達するもの。動詞/形容詞が持つ意味だけでは説明しきれない内容を補語を使って意味を補完して明確にする中国語特有の使い方。「動詞+在(結果補語)+場所(目的語)」や方向補語と目的語との語順も重要。

8)方向補語
8)方向補語

方向補語とは、動作が行われる方向や状態が進む方向を表す補語。単純方向補語と複合方向補語があります。方向補語の派生義が面白いなあ~と思った方、中国語のセンスありですね。方向補語の派生義と言うのは、方向の概念から、言葉の意図するイメージが広がって意味がさらに派生した使い方。具体的な用法を見たほうがわかりやすいと思います。

9)様態補語
9)様態補語

日本語の「走るのが早い」という言い方を中国語で言うと「跑得很快」。イメージとしては「得」という助詞を付け、日本語と同じような順番で話していると考えるとわかりやすいと思います。動詞が目的語を取る場合、同じ動詞を再度用い「主語+動詞+目的語+同じ動詞+得+様態補語」という構成になります。最初の動詞は省略可能なところが重要。

10)可能補語
10)可能補語

记住(動詞+結果補語)しっかりと覚えるを可能補語にしてみましょう。「记得住」(记+可能補語)しっかりと覚えることができる、「记不住」(记+可能補語)しっかりと覚えることができない。拿起来(動詞+方向補語)(持ち上げる)を可能補語にしてみましょう。「拿得起来」持ち上げることができる、「拿不起来」持ち上げることができない。

11)数量補語
11)数量補語

数量補語とは、動詞/形容詞の後に数値を付け、動作・行為が行われる回数、動作や状態が継続する時間、比較文の形容詞の後に置いて比較の結果や程度を表す補語です。動作・行為が行われる回数を表す場合、基本形は動詞+数量補語+目的語の順。目的語が代詞の場合、動詞+代詞+数量補語の順。目的語が地名・人名の場合、どちらの語順でもOK。

12)連用修飾語・離合動詞
12)連用修飾語・離合動詞

「連用修飾語」とは、動詞/形容詞を修飾する語句やフレーズのことをいい、副詞や前置詞句の他に、構造助詞「地」を用い、「語句/節 +「地」+ 動詞/形容詞」の形式で修飾します。離合動詞「打工」は、動作とその目的語が合体したもので、数量などの程度を示すときに2つに分離し、「離合動詞(前)+数量+離合動詞(後)」の形になります。

13)受身文・比較文
13)受身文・比較文

受身文は「主語A+被+行為者B+動詞(行為者の動作)」の形で「主語Aは行為者Bに・・・された」。否定を表す「不/没(有)」は「被/叫/让」の前。比較文は「主語A+比+比較対象B+形容詞」で「主語Aは比較対象Bよりも・・・だ」。比較文の否定形は「主語A+没有+比較対象B+形容詞」の形で「比」に替えて「没有」を置きます。

14)使役文/兼語文・方位詞
14)使役文/兼語文・方位詞

使役文のように「(動詞➀)+兼語(人・物)+(動詞➁)」の形で、兼語(人・物)が(動詞➀)の目的語で、かつ(動詞➁)の主語である文を「兼語文」と言います。 方位詞とは、様々な場所・位置・方角を表す一連の語で、「上」「下」のように単音節の単純方位詞と単純方位詞に接尾辞の「边」「面」「头」がついた合成方位詞があります。

15)把構文・連動文・可能を表す助動詞
15)把構文・連動文・可能を表す助動詞

「把」構文は日本語と同じような順番になりますが中国人には「把」に続く名詞のところが強調されているように聞こえます。連動文は1つの主語に対し2つ以上の動詞や動詞句が連続している文で「主語+{行動1}+{行動2}」の形をしています。3つの可能を表す助動詞「能/可以/会」の使い方は自分なりにイメージを作って習得してください。

16)前置詞の用法❶
16)前置詞の用法❶

前置詞「给」「在」「跟」「和」「从」「到」「离」の用法を紹介。 主に動詞の直前に連用修飾語として前置詞句を作ります。前置詞は、中国語の文法では正しくは「介詞」と言いますが、英語で前置詞と習ってきており、中国語の辞書によっては前置詞として整理されています。本講座においても、わかりやすさを重視して前置詞としています。

17)前置詞の用法❷
17)前置詞の用法❷

前置詞の用法「按」「替」「向」「比」「被」「把」「由于」「除了」「为了」 - 前置詞句は、動詞の直前に連用修飾語として置き、動詞を修飾します。前置詞は、中国語の文法では正しくは「介詞」と言いますが、中国語の辞書によっては前置詞として整理されていますので、本講座においても、わかりやすさを重視して前置詞としています。

18)関連語句・定型文
18)関連語句・定型文

関連語句は、2つ以上の単文が意味の上で関連するときに、それらを構成する複文を繋ぐ役目をします。主に、ある接続詞に連動する決まった語句を用いることで構成されています。ここでは試験によく出題されている主なものを紹介します。中国語検定試験の問題には必ず関連語句について尋ねる問題が出題されていますので重要です。定型文も重要。

19)中文作文❶(動詞・助動詞が鍵)
19)中文作文❶(動詞・助動詞が鍵)

動詞「是」(構文「是~的」)、動詞「有」(兼語文「没有时间+動詞・・・」)、動詞「来」(定型文「主語(時間・場所)+来了+目的語(予想しなかった不定の客・誰か)」、助動詞「要」(・・・する必要がある)、助動詞「打算」(・・・するつもりである) - 試験問題としてよく出題されています。簡体字を書く練習は欠かせません。

20)中文作文❷(副詞・前置詞・補語が鍵)
20)中文作文❷(副詞・前置詞・補語が鍵)

副詞・前置詞・補語が鍵となる作文について勉強します。副詞「才、再、又、没、一点儿」、前置詞「从・・・到~、离」、動詞+可能補語「看得懂」、方向補語派生義「起来」 - 試験問題としてよく出題されています。簡体字を書く練習は欠かせません。 - 副詞「再」はまだ実現していない未来で使用。 副詞「又」は過去に行ったことに使用。

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1)代詞・連帯修飾語
2)動詞「是」・形容詞述語文
3)疑問文の作り方
4)動詞「有/在」
5)助詞「了」
6)助詞「过/着」
7)結果補語
8)方向補語
9)様態補語
10)可能補語
11)数量補語
12)連用修飾語・離合動詞
13)受身文・比較文
14)使役文/兼語文・方位詞
15)把構文・連動文・可能を表す助動詞
16)前置詞の用法❶
17)前置詞の用法❷
18)関連語句・定型文
19)中文作文❶(動詞・助動詞が鍵)
20)中文作文❷(副詞・前置詞・補語が鍵)
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中国語文法講座⑥

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次回の第113回検定試験は、本年11月24日(日)です。

 

ゴーヤン
ゴーヤン

こんにちは。ゴーヤンです。
今回は、アスペクト助詞「过」と「着」について勉強するよ。

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1.アスペクト助詞「过」の用法

ゴーヤン
ゴーヤン

「動詞+过」の形で、動詞の直後に「过」を用い、経験や動作の完了/終結を表します。「動詞+过」の形で用いる「过」は「アスペクト助詞」と言います。「経験や動作の完了/終結」を表しており、過去形を示すものではありませんので、気をつけてくださいね。

(1) 経験を表す場合

 ①肯定文
ゴーヤン
ゴーヤン

まず、経験を表す場合だよ。

这本小说我看过。
zhè běn xiǎo shuō wǒ kàn guò 。
この小説、私は読んだことがあります。
◆語順の説明
这本小说(主題)+我(主語)+看(動詞)+过(アスペクト助詞)。
<単語帳>
看:(動詞)見る、(本を)読む
 ②否定文
ゴーヤン
ゴーヤン

否定形には「没有/没」を用い、「过」は付けたまま残ります 。経験を表す場合の否定形には「过」は付けたままと覚えてくださいね。

我从来没学过法语。
wǒ cóng lái méi xué guò fǎ yǔ 。
私はこれまでフランス語を学んだことはありません。
◆語順の説明
我(主語)+从来(副詞)+没(副詞/否定)+学(動詞)+过(アスペクト助詞)+法语(目的語)。
<単語帳>
从来:(副詞)これまでに
法语:(名詞)フランス語
 ③疑問文
ゴーヤン
ゴーヤン

疑問文には次の2つの形があります。「あなたはあの山に登ったことがありますか?」の例文で確認しましょう。

  ◎「吗?」疑問文
你爬过那座山吗?
nǐ pá guò nà zuò shān ma ?
あなたはあの山に登ったことがありますか?
◆語順の説明
你(主語)+爬(動詞)+过(アスペクト助詞)+那座山(目的語)+吗(語気助詞)?
<単語帳>
爬:(動詞)登る、登山する
座:(副詞)(山・林・湖・海などを数える量詞)

座(量詞)は、山・林・湖・海などを数えるほか、倉庫・家屋・工場・宮殿・ビル・橋・水門などの建造物,ストーブ・高炉・時計・彫像・大砲など台座のついた物の数を数えるときにも使います。

ゴーヤン
ゴーヤン
  ◎文末に「没有?」をつける疑問文
你爬过那座山没有?
nǐ pá guò nà zuò shān méi yǒu ?
あなたはあの山に登ったことがありますか?
◆語順の説明
你(主語)+爬(動詞)+过(アスペクト助詞)+那座山(目的語)+没有(副詞/疑問文)?

(2) 動作の完了・終結を表す場合

ゴーヤン
ゴーヤン

次に、動作の完了・終結を表す場合だ。

 ①肯定形
明天你吃过晚饭来一趟。
míng tiān nǐ chī guò wǎn fàn lái yí tàng 。
明日夕食が済んだら来てください。
◆語順の説明
明天(時間)+你(主語)+吃(動詞)+过(アスペクト助詞)+晚饭(目的語)+来(動詞)+一趟(数量補語)。
※过(アスペクト助詞)の用法のうち「動作の完了・終結を表す場合」です。(以下、「②動作の完了・終結を表す場合」を参照。)
※この文章は「主語+{行動1}+{行動2}」の形式になっており「連動文」と言います(詳しくは15)連動文で勉強します。)
 ・行動1:吃(動詞)+过(アスペクト助詞)+晚饭(目的語)
 ・行動2:来(動詞)+一趟(数量補語)
※数量補語については、11)数量補語をご覧ください。
<単語帳>
一趟:(数詞+量詞)1度 「趟」は往復する回数、路線バスや鉄道の便数を数える量詞
还去过新加坡港口。
hái qù guò xīn jiā pō gǎng kǒu 。
シンガポールにも寄港しました。
◆語順の説明
(主語省略)+还(副詞)+去(動詞)+过(アスペクト助詞)+新加坡港口(目的語)。
<単語帳>
还  :(副詞)また、更に、そのうえ
新加坡:(地名)シンガポール
港口 :(名詞)港
 ②否定形
ゴーヤン
ゴーヤン

否定形には「没有/没」を用い、「过」は通常消えてなくなります。

午饭你吃过了吗? 还没吃呢。
wǔ fàn nǐ chī guò le ma ? hái méi chī ne 。
昼食は済ませましたか? まだです。
◆語順の説明
午饭(主題)+你(主語)+吃(動詞)+过(アスペクト助詞)+了(語気助詞)+吗(語気助詞)? 还(副詞)+没(副詞/否定)+吃(動詞)+呢(語気助詞)。
<単語帳>
午饭:(名詞)昼食
还 :(副詞)まだ、なお、やはり、依然として
呢 :(語気助詞)〔还没[有]+動詞+呢〕の形で「今のところまだ…していない」

「还」(副詞)は、「また/更に/そのうえ」といった意味のほかに、(動作・行為が引き続き行なわれていることや状態・状況がそのままで変わらないことを示し)まだ/なお/やはり/依然としてといった意味などの使い方があります。

ゴーヤン
ゴーヤン
 ③疑問文
ゴーヤン
ゴーヤン

疑問文には次の2つの形があります。「昼食は済ませましたか?」の例文で確認しましょう。

  ◎「吗?」疑問文
午饭你吃过了吗?
wǔ fàn nǐ chī guò le ma ?
昼食は済ませましたか?
◆語順の説明
午饭(主題)+你(主語)+吃(動詞)+过(アスペクト助詞)+了(語気助詞)+吗(語気助詞)?
  ◎文末に「没有?」をつける疑問文
午饭你吃过了没有?
wǔ fàn nǐ chī guò le méi yǒu ?
昼食は済ませましたか?
◆語順の説明
午饭(主題)+你(主語)+吃(動詞)+过(アスペクト助詞)+了(語気助詞)+没有(副詞/疑問文)?

 

2.アスペクト助詞「着」の用法

ゴーヤン
ゴーヤン

「動詞+着」の形で、動詞の直後に「着」を用い、状態の持続、動作・行為の持続を表します。その他に、「動詞1+着+動詞2」の形で「・・・しながら」という意味を表す用法もあります。「動詞+着」の形で用いる「着」は「アスペクト助詞」と言います。

(1)状態の持続

ゴーヤン
ゴーヤン

「動詞+着」の形で動詞の直後に「着」を用い、状態の持続を表します。
「動詞+了」、「動詞+过」の形で用いる「了」や「过」と同様、「アスペクト助詞」と言います。
「着」は、動きが静かな動詞の後に付いて状態が持続していること(例えば、壁に絵が掛けてあるやソファーに座っているなど)を表す点が重要です。日常の変わりのない事柄(例えば、毎朝学校へ決まったスタイルで行くなど)を表現するときにも使います。動きが静かな動詞の後に付いて状態が持続していることを表す文なので、そもそも否定したり、質問したりする内容ではないことから、否定文や疑問文での用例はまれです。

墙上挂着一幅水墨画。
qiáng shàng guà zhe yì fú shuǐ mò huà 。
壁に1枚の水墨画が掛けてあります。
◆語順の説明
墙上(場所)+挂(動詞)+着(アスペクト助詞)+一幅水墨画(目的語)。
<単語帳>
墙:(名詞)壁
挂:(動詞)掛ける
幅:(量詞)(書画・掛け図・地図などを数える量詞)枚
他在沙发上坐着。
tā zài shā fā shàng zuò zhe 。
彼はソファーに座っています。
◆語順の説明
他(主語)+在沙发上(場所/前置詞句)+坐(動詞)+着(アスペクト助詞)。
<単語帳>
沙发:(名詞)ソファー
坐 :(動詞)座る
今天她穿着一件很好看的衬衫。
jīn tiān tā chuān zhe yí jiàn hěn hǎo kàn de chèn shān 。
今日、彼女はきれいなブラウスを着ています。
◆語順の説明
今天(時間)+她(主語)+穿(動詞)+着(アスペクト助詞)+一件很好看的衬衫(目的語)。
<単語帳>
今天:(名詞)今日
好看:(形容詞)美しい/きれいな
件 :(量詞)(件数を数えるほか、上着類の枚数を数える量詞)件、着
衬衫:(名詞)ブラウス
ゴーヤン
ゴーヤン

「一件很好看的衬衫」(きれいなブラウス)という表現はいろいろと応用できるよ。パターンを覚えてくださいね。
形容詞「好看」の前に必ず副詞を付けることを覚えていますか?忘れないでね。

(2)動作・行為の持続

ゴーヤン
ゴーヤン

「副詞(正/在/正在)+動詞+着(+目的語)(+呢)」の形で、動作・行為が一定時間、持続していることを表します。「・・・している」。現在のみならず過去の動作・行為の持続も示します。

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他来的时候,我们一起讨论着中国历史呢。
tā lái de shí hòu wǒ men yī qǐ tǎo lùn zhe zhōng guó lì shǐ ne。
彼が来た時、私たちは中国の歴史について話し合っていました。
◆語順の説明
他来的时候(時間),我们(主語)+一起(副詞)+讨论(動詞)+着(アスペクト助詞)+中国历史(目的語)+呢(語気助詞)。
・他来的时候(時間)➡他来的(連帯修飾語)+时候(名詞)
・他来的(連帯修飾語)➡他(主語)+来(動詞)+的(構造助詞)
<単語帳>
时候:(名詞)~のとき
讨论:(動詞)討論する/話し合う

(3)動詞1+着+動詞2「・・・しながら」

ゴーヤン
ゴーヤン

「動詞1+着+動詞2」の形で「・・・しながら」。例えば「她笑着说:・・・」であれば「彼女は笑いながら・・・と言った。」となります。

ゴーヤン
ゴーヤン

1つの主語に対し、2つ以上の動詞や動詞句が連続している文
「主語+{行動1}+{行動2}」のことを「連動文」といいます。詳しくは中国語文法講座 15)連動文をご覧ください。

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她笑着说:“我喜欢你!”
tā xiào zhe shuō wǒ xǐ huān nǐ。
彼女は笑いながら「あなたが好きよ!」と言いました。
◆語順の説明
她(主語)+笑(動詞1)+着(アスペクト助詞)+说(動詞2):“我(主語)+喜欢(動詞)+你(目的語)!”。

 

3.アスペクト助詞のまとめ

ゴーヤン
ゴーヤン

アスペクト助詞のまとめ
「動詞+〇」の形で動詞の直後に使います。
1.「動詞+了」: 動作・行為の実現・完了を表す
2.「動詞+过」: 経験、または動作の完了・終結を表す
3.「動詞+着」: 動きが静かな動詞の後に付いて状態が持続していることを表す

 

神部龍章の部屋からのご案内

【お知らせ➀】

新たな試みとして、講座をご覧いただいている読者の方々が実力確認を行われることを手助けするための教材として「第1回模擬試験(筆記)中国語検定試験3級」を独自に作成しました。ぜひお試しくださいませ。

【おしらせ②】

中検合格講座「第8章 中検3級傾向分析(ピンイン)」において、音声教材を追加いたしました。各単語の発音の習得にご活用ください!

【おしらせ③】

このたび、神部龍章の部屋においてオリジナルYouTube動画(中国語カラオケ🎤:月亮代表我的心、夜来香、后来)を作成しました中検合格講座「第6章 中国語のカラオケを歌ってみよう!」をご覧くださいませ♪♪♪


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