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倭の五王❶ ~長すぎる古代天皇の寿命の謎に迫る!~
歴史研究家・神部龍章独自のアプローチによる古代歴史の謎の解明!『宋書』に登場する倭国の5代の王は、「讃」、「珍」、「済」、「興」、「武」という名前で登場する。日本古代の歴代天皇を指すが、具体的に「どなたか?」は所説ある。本連載では、「宋書」の原文を忠実に読み、歴史的背景を整理しながら、倭の五王の謎に迫り、様々な観点から古代日本の年号が西暦何年なのかを解明する。
倭の五王❷ ~『宋書』倭国伝の解読による検証!~
歴史研究家・神部龍章独自のアプローチによる古代歴史の謎の解明!「倭の五王」のうち、第19代允恭天皇が「済」、第20代安康天皇が「興」、第21代雄略天皇が「武」である。中国古代史書『宋書』の中に「夷蛮伝」があり、「倭国伝」はその一部。主な内容は、宋朝に対する倭国王の朝貢と任官。倭の五王が朝鮮半島の覇権を視野に入れ、頻繁に宋朝に朝貢し、皇帝から任官されている様子が記載されている。
倭の五王❸ ~『古事記』の解読による検証!~
今回は『古事記』の解読による検証だ。宮内庁ホームページ「天皇系図」の古代歴代天皇の在位期間は、基本的に日本書紀の記述に基づいているが、『宋書』倭国伝の解読による検証で説明したとおり、これらは倭の五王に関する記録と全く一致しない。そこで、『古事記』に着目し、詳しく記述内容を紹介しつつ、『宋書』との対査を試みる。
論文『邪馬壹國の場所を探る』
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邪馬台国の場所を探る❶ ~高度な天文測量学「1寸千里法」が確立~
「魏志倭人伝」の原文を忠実に読み、筆者が何を伝えたかったのかを解明しながら、邪馬台国の場所の謎に迫ります。後漢の時代にすでに完成していた「周碑算経」という朝廷百官(文官)の天文学・測量学に関する教養書の原文が示す方法「1寸千里法」等を用い、魏志倭人伝の距離・方位を正確に検証し、邪馬台国の場所の特定を試みる新アプローチです!
邪馬台国の場所を探る❷ ~「魏志倭人伝」の原文から謎を解明~
「自女王國以北、其戸數道里可略載、其餘旁國遠絶不可得詳。」(女王国より北は、世帯数や距離を大まかに記載することができるが、それ以外の国は遠く隔たっており、詳細はわかりません。)、原文から謎を解く。作者の意図を読むことが肝要。「すぐには行くことができない遠く離れたところにある国々というのは女王国に属する国々ではない。」
邪馬台国の場所を探る❸~古代歴史故事から邪馬台国の謎を解明~
「魏志倭人伝」に書かれた内容を吟味するには、中国の古代歴史故事をしっかりと踏まえる必要があります。ある一節の中で「邪馬台国」の場所を書き表していたのです。これを読み解くには、きちんと中国古代の歴史故事を踏まえつつ、後漢の時代には確立していた「周碑算経」の中に登場する「一寸千里法」を使えば解決できるものだったのです。
邪馬台国の場所を探る❹~倭人の生活習慣・倭国の自然と卑弥呼登場~
「魏志倭人伝」に詳細に記載されている倭人の生活習慣や倭国の自然、そして諸国を観察する様子に触れた後、いよいよ「卑弥呼」が登場します。親魏倭王「卑彌呼」への「みことのり」、下賜された品々とそれらの意義、正始元年以降の出来事を経て、正始8年(西暦247年)卑弥呼が死亡します。そして、最後は彼女の死後の様子が描かれています。
邪馬台国の場所を探る❺~~邪馬台国の場所をついに特定!~
「魏志倭人伝」の原文を忠実に読み、筆者が何を伝えたかったのかを解明しながら、邪馬台国の場所の謎に迫って参りましたが、皆さま、大変お待たせしました。女王卑弥呼がいた邪馬台国、その女王国に従う国々を監察する伊都國、そして倭国の規模、さらに、女王国の南方に位置し、敵対する狗奴國の位置関係を作図することで明らかにいたします。
女性天皇と女系天皇【前編】~女性天皇~
「女性天皇と女系天皇」と題し、エッセイを手掛けました。「女性天皇」と「女系天皇」わずかに一字違うだけですが、意味はまったく異なります。今回のテーマに関しては、まず歴史をよく知っていただくことが肝要だと考えております。前編の「女性天皇」では、過去に10代8名の女性天皇がいらっしゃった事実を踏まえ、その歴史的背景等をできる限り詳しく説明します。
女性天皇と女系天皇【後編】~女系天皇~
「女系天皇」とは、母親が天皇家の血筋の方で父親が他家の血筋の方が天皇に即位した場合を意味します。初代の神武天皇から現在の今上天皇まで126代の天皇が即位され、全員「男系天皇」ですが、天皇家の歴史に着目し、女系天皇に関する筆者独自の考察を行い、歴史的事実を踏まえた提言を行っています。特に、第29代欽明天皇は、母親から仁徳天皇以降のお血筋を受け継ぐことで、当時の社会においてもその正当性が受け入れられたという歴史的事実等を解説していますのでぜひご覧ください!
足利義満と勘合貿易~明国皇帝に冊封を申し出た偉人~
室町時代、第3代将軍であった足利義満は、すべての官職を辞し、自らを「日本国准三后源道義」と名乗り、明国皇帝に冊封を申し出るという大胆な行動を取ることで「勘合貿易」と呼ばれる日明貿易を開始しました。義満の挑戦と周辺からの批判を含め巨大な富をもたらした交易開始にかかるストーリーに焦点を当てた作品です。
老中阿部正弘と大老井伊直弼~二人の米国人に対抗した日本の偉人たち~
ペリー提督とハリス総領事。幕末に来日したこの二人の米国人に見事に対応したのが老中阿部正弘と大老井伊直弼。米国からの訪問者は江戸幕府を揺るがしますが、彼ら偉人達が見事に対応します。さらに、エッセイでは大老井伊直弼とハリス総領事との駆け引きに言及し、横浜開港に至る歴史的背景についても詳しく説明しています。
琉球王国の歴史~国際貿易で繁栄を極めた王国~
万国津梁之鐘は、琉球王国時代に鋳造され、かつては首里城正殿に吊るされていました。沖縄で受け継がれている「万国津梁の精神」の歴史的背景には、琉球王国が中継貿易で大繁栄を極めたことから伝承されておりますが、エッセイでは琉球王国の大繁栄に至るまでの歴史的背景について探ります。
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