中国語のカラオケ編

１．練習の仕方

• まずはメロディーをしっかり聞いてください。日本語の歌でもメロディーを知らない歌はまったく歌えませんので、中国語の歌詞が気になると思いますが、メロディーの確認目的で何度か聞いてくださいませ。
• 次に、中国語歌詞の把握です。中国語のカラオケでは、本来、ピンインはついていませんので、漢字だけを見て歌うのが基本ですが、最初は、読み方がわかならい漢字もたくさんでてきますので、ピンインが付いている動画では、歌を聴きながらピンインで発音を一つ一つ確認してください。ピンインが付いていない動画では、お手数ですが、一つ一つ調べることをお勧めします。
• 今回ご紹介したテレサテンさんの２曲にはカタカナ・ルビも付されていますが、これらのカタカナ・ルビは出来だけ見ないようにした方がよいと思います。カラオケ店に行って中国語曲を選ぶと、必ずカタカナのルビが付されているのですが、邪魔なので、操作パネルで毎回ルビ消しをやっています。カタカナ読みで楽しんでしまうと中国語が上達しませんのでお勧めしません。
• ご存じのとおり、中国語には厳格な四声があり、これを間違えると全く通じない訳ですが、私たち外国人には、音楽の歌詞になると、四声がやや弱まるように聞こえます。しかしながら、歌を歌うときにも四声を踏まえて歌うように心がけてください。平坦に発音すると全く違うものになってしまいます。
• 歌詞のついていないカラオケ動画で練習したくなるかもしれませんが、中国語の勉強の一環で取り組むのであれば、歌詞がついた動画を見ながら、なぞるように歌う練習をすることをお勧めします。要するに、ものまねの練習をするようなつもりで取り組むと語感が短期間で身に付くと思います。